川崎重工、天然ガスを燃料に使用できる自動車運搬船2隻を受注

船舶 企業動向
二元燃料エンジンを採用した自動車運搬船(イメージ)
二元燃料エンジンを採用した自動車運搬船(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、ノルウェーのユナイテッド・ヨーロピアン・カー・キャリアーズと3800台積み自動車運搬船2隻の造船契約を締結したと発表した。

今回、川崎重工が受注した自動車運搬船は、中国南通市の南通中遠川崎船舶工程(NACKS)で建造し、2隻ともに2016年後半に引き渡す予定。

受注した船は、自動車運搬船で世界初となる、主機関と発電機機関に二元燃料エンジンを採用しており、舶用燃料油と天然ガスを燃料として使用可能な環境に優しい船舶。主に天然ガス燃料を使用することにより硫黄酸化物排出量を大幅低減し、欧州で予定されている厳しい排出規制をクリアする。

また、窒素酸化物、二酸化炭素の排出量も大幅に抑えることが可能で、耐氷仕様を採用し、バルト海の厳しい氷海域を航行することできるとしている。

《レスポンス編集部》

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