川崎重工、天然ガスを燃料に使用できる自動車運搬船2隻を受注

船舶 企業動向
二元燃料エンジンを採用した自動車運搬船(イメージ)
二元燃料エンジンを採用した自動車運搬船(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、ノルウェーのユナイテッド・ヨーロピアン・カー・キャリアーズと3800台積み自動車運搬船2隻の造船契約を締結したと発表した。

今回、川崎重工が受注した自動車運搬船は、中国南通市の南通中遠川崎船舶工程(NACKS)で建造し、2隻ともに2016年後半に引き渡す予定。

受注した船は、自動車運搬船で世界初となる、主機関と発電機機関に二元燃料エンジンを採用しており、舶用燃料油と天然ガスを燃料として使用可能な環境に優しい船舶。主に天然ガス燃料を使用することにより硫黄酸化物排出量を大幅低減し、欧州で予定されている厳しい排出規制をクリアする。

また、窒素酸化物、二酸化炭素の排出量も大幅に抑えることが可能で、耐氷仕様を採用し、バルト海の厳しい氷海域を航行することできるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る