嵐電、3月21日ダイヤ改正で両端駅の発車時刻を統一

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昼間は毎時00・10・20・30・40・50分発となっている嵐電の四条大宮駅。終点の嵐山駅もダイヤ改正で毎時00・00・10・20・30・40・50分発の「分かりやすい」時刻に変わる。
昼間は毎時00・10・20・30・40・50分発となっている嵐電の四条大宮駅。終点の嵐山駅もダイヤ改正で毎時00・00・10・20・30・40・50分発の「分かりやすい」時刻に変わる。 全 2 枚 拡大写真

京都市内の嵐山本線と北野線を運営している京福電気鉄道(嵐電)は3月10日、両線のダイヤ改正を3月21日に実施すると発表した。発車時刻を分かりやすくするほか、増発なども行う。

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嵐山本線では、10分間隔で運行している昼間の発車時刻を変更する。現在は四条大宮駅が毎時00・10・20・30・40・50分発、嵐山駅が毎時03・13・23・33・43・53分発となっているが、今回の改正で嵐山駅も四条大宮駅と同じ毎時00・10・20・30・40・50分発に改める。これにより「観光でのご利用が多い嵐山からご乗車なさる際にも、分かりやすくなる」(京福電鉄)という。

また、嵐山駅の初発時刻(現行6時02分)を5分早めて5時57分に変更する。これにより嵐電天神川駅から地下鉄東西線太秦天神川駅への接続と西院駅から阪急京都線西院駅への接続も変わり、従来より約15分早い列車に乗り継げるようになる。

北野線では夜間の増発を実施。帷子ノ辻発は20時台に2本、北野白梅町発は20時台と21時台に各1本増やす。これにより10分間隔での運行時間帯が21時まで拡大する。

帷子ノ辻駅での日中の乗継時間も変更される。四条大宮方面から北野線への乗換時間は現行6分だが、改正後は2分45秒になる。北野線から四条大宮方面へは現行7分45分が1分35秒に短縮される。

《草町義和》

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