シボレー コルベット 新型の頂点、「Z06」…量産第一号車をチャリティオークションに

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新型 シボレー コルベット Z06
新型 シボレー コルベット Z06 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは3月10日、新型『コルベットZ06』の量産第一号車を、チャリティオークションに出品すると発表した。

新型コルベットZ06は2014年1月、デトロイトモーターショー14で初公開。同車は、新型『コルベット』の頂点に立つ高性能グレードとして登場した。エンジンは自然吸気の直噴6.2リットルV型8気筒ガソリン(最大出力455ps、最大トルク63.6kgm)に代えて、専用ユニットを積む。

Z06では、「LT4」と呼ばれるスーパーチャージャー仕様となるのが特徴。直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力625ps、最大トルク87.8kgmを引き出す。標準仕様に対して、170ps、24.2kgmもパワフル。

トランスミッションは、7速MTと新開発の8速AT。この8速AT仕様には、ステアリングホイールにパドルシフトが組み込まれた。ブレーキは強化。タイヤはミシュラン『パイロットスポーツ』で、フロントが285/30ZR19、リアが335/25ZR20サイズを履く。

外観は、ダウンフォースの獲得をテーマに、カーボンファイバー製のエアロパーツを専用装備。フロントリップスポイラー、サイドスカート、リアスポイラーなどが採用される。ボンネットフードやフロントグリル、アルミホイールなども専用デザインとなっており、高性能モデルとしての主張を明確にした。

シボレーはこの新型コルベットZ06の量産第一号車を、4月12日にフロリダ州で行われるチャリティオークションに出品。その収益を、ミシガン州のバーバラ・アンカルマノスがん研究所に寄付すると発表した。すでに新型コルベットの量産第一号車は、チャリティオークションで高値を付けていることから、今回も高値落札が予想される。

《森脇稔》

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