【ケータハム セブン160 発表】乗っていると自然に笑顔になれるクルマ…小林可夢偉選手

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ケータハム・セブン160と小林可夢偉選手
ケータハム・セブン160と小林可夢偉選手 全 8 枚 拡大写真

ケータハム『セブン160』の日本市場での発表の場に、今期からケータハムF1チームより、F1グランプリに参戦する小林可夢偉選手も登場。セブン160の印象を「乗っていると自然に笑顔になるクルマ」と評した。

小林選手は、開口一番そう述べた後、「今の時代、クルマはほとんど電子制御でコントロールされているが、このクルマは全く正反対の方向で、ABSやパワステもない。簡単にいうと昔のクルマそのもの」だとコメント。

「ここ最近は移動手段としてのクルマは世の中にたくさん売られているが、このクルマに関しては、楽しさのあるクルマだと思う」とも話す。

また、セブン160のおすすめのシチュエーションは、「女性と一緒に乗ることだ。多分最初はマジ?と笑っていると思う。しかし、このクルマを楽しんでもらえる女性が増えたら、クルマが格好良いと思われる時代がまた来るかなと思う」という。

小林選手は、「男性にとってクルマは速さという格好良さもあると思うが、女性にモテルという要素も昔はあったと思う。しかし今は移動手段のひとつとしてしかクルマは認識されていないので、そうではないという感覚が戻ってくればクルマが面白くなると思う」と述べる。

この感覚が戻りつつあるかもと小林選手。「ハイブリッドなどエコをどのメーカーも売りにしていたが、今年のデトロイトショーを見たときに、どのメーカーもスーパーカーばかり出してきた。あれだけエコエコといっていたが、風潮的にはこういう格好良いクルマの時代が来ているのかもしれない」

そうした傾向の中で、「簡単にいうとアナログっぽい、セブン160のようなクルマをもう一度皆に乗ってもらい、移動手段ではない本当のクルマの楽しみをぜひ味わってもらって、そこに女性が同意してくれれば嬉しい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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