フィアット 500 のMPV、500L が北米でリコール…デュアルクラッチに不具合

自動車 テクノロジー 安全
フィアット500L
フィアット500L 全 2 枚 拡大写真
フィアット『500』の派生MPV、フィアット『500L』。同車が北米市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは3月7日、フィアットと提携関係にあるクライスラーグループが、声明の中で明らかにしたもの。同社は、「北米で販売されたフィアット500Lの約1万9500台について、トランスミッションのソフトウェア改修を行う」と発表している。

今回のリコールは、500Lのデュアルクラッチトランスミッションの不具合が原因。クライスラーグループによると、複数の顧客からの指摘を受けて調査した結果、シフトがパーキング位置から動きにくい、変速が遅い、といった不具合が見つかったという。

対象となるのは、米国で約1万8100台、カナダで約1400台。合計で約1万9500台が該当する。クライスラーグループは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、デュアルクラッチトランスミッションのソフトウェア改修を実施する予定。

クライスラーグループは、「この不具合による事故や負傷者の報告はない」とコメントしている。

《森脇稔》

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