通過中の特急列車と衝突のクルマ、約500m先まで押し出されて大破

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11日午前7時10分ごろ、石川県白山市内にあるJR北陸本線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に進入した軽乗用車と、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。クルマは約500mに渡って押し出されて大破。運転していた男性が死亡している。

石川県警・白山署によると、現場は白山市宮保町付近。踏切には警報機や遮断機が設置されている。軽乗用車はこれらが作動した後、踏切手前で減速することなく進入。直後に通過した特急列車(富山発/大阪行き、9両編成)と衝突した。

事故当時、列車は100km/hを超える速度で走行しており、クルマは約500m先まで押し出されて大破。運転していた30歳代の男性が全身強打で死亡。列車の乗客乗員約200人にケガはなかった。

この事故の影響で35本の列車が運休。25本に最大で4時間近い遅れが発生し、約1万8000人の足に影響が出たという。警察では死亡した男性の身元確認を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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