オンライン就職斡旋のジョブ・ストリート・ドットコムが今年2月に実施した昇給及び賞与に関する調査で、マレーシアの従業員は今年、昨年より多い賞与を受け取る可能性が高いことが明らかになった。ベルナマ通信が報じた。
ジョブ・ストリートが発表した声明によると、調査に回答した企業の30%が、業績回復をうけて今年の賞与支給額を増やすと答えた。
調査には3,287人の従業員、620人の雇用主が回答した。
ジョブ・ストリートによると、今年のボーナス平均支給額は月給の1.7カ月分で、昨年の調査結果1.5カ月分から増加した。電子や会計・監査、ホスピタリティセクターでは2カ月分のボーナスを支払うとの声も聴かれた。また、金融や銀行、人的資源セクターでは4カ月分以上のボーナス支給を計画しているとの回答もあった。
昇給に関しては銀行セクターで10%の昇給が行われるとの結果がでた。平均では5.5%の昇給が行われると見られている。雇用主の多くが、従業員を維持するために昇給をすると答えた。