阪急大宮駅のバリアフリー化が完成…改札口を新設

鉄道 企業動向
阪急大宮駅の構内図。3月21日から上りホーム用の北改札口とエレベーターの使用を開始し、段差のないルートが確保される。
阪急大宮駅の構内図。3月21日から上りホーム用の北改札口とエレベーターの使用を開始し、段差のないルートが確保される。 全 1 枚 拡大写真

阪急電鉄は3月14日、京都線大宮駅(京都市中京区)のバリアフリー化工事が完成したと発表した。3月21日から上りホーム(河原町方面行き)用の改札口とエレベーターの使用を開始する。

阪急京都線の大宮駅は1931年に開業した、相対式ホーム2面2線の地下駅。改札口は上下両ホームと階段で結ばれている東改札口と、下りホーム(梅田方面行き)に直接つながっている西改札口の二つが設けられている。

東西両改札口とも改札口と地上部を連絡するエレベーターが既に整備されており、下りホームから地上部へは西改札口経由で段差のない移動ルートが確保されている。一方、上りホームから地上部へは段差のない移動ルートがなく、車いすで移動する場合はホームから東改札口につながる階段の昇降機を使用しなければならなかった。

このため、国や京都府、京都市の補助金を活用してバリアフリー化を実施。上りホームに直接つながる北改札口と、北改札口から地上部に連絡するエレベーターの新設工事が行われ、3月21日から使用を開始する。また、東改札口付近ではトイレの整備が実施され、2013年12月20日には多機能トイレの使用を開始。従来の旅客トイレもリニューアルされ、3月28日から使用を開始する。

《草町義和》

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