水郡線全通80周年で「星」のラッピング列車

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「水郡スターライン」のイメージ。星の形をした蓄光シールで装飾する。
「水郡スターライン」のイメージ。星の形をした蓄光シールで装飾する。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本水戸支社は3月14日、水郡線でラッピング列車「水郡スターライン」を運行すると発表した。同線の全線開業80周年企画の第1弾。

「水郡スターライン」は2両編成1本。5月1日から7月21日まで、水戸~郡山・常陸太田間の定期列車で運用する。星の形をした蓄光シールで車体を装飾し、「日中は星の形が抜けたように見え、夜は暗い車体に星形が光って見えます」(水戸支社)という。

車内には一般から募集した「願いごと」をポスターに掲載し、車内広告欄に掲出する。「願いごと」は3月20日から6月30日まで募集。投稿文は「家族全員の幸せ」「○○のような選手になりたい」「○○高校に合格したい」などジャンルは問わないが、20文字以内という制限が付くほか、応募多数の場合は掲出できない場合がある。水戸支社ウェブサイト、または水戸・上菅谷・常陸大宮・常陸大子・磐城石川各駅に設置する専用投稿箱で受け付ける。

現在の水郡線は1897年、太田鉄道の路線として一部が開業。水戸鉄道への譲渡や国有化、延伸を経て、1934年12月4日までに現在の水戸(茨城県水戸市)~安積永盛(福島県郡山市)間137.5kmと上菅谷(茨城県那珂市)~常陸太田(常陸太田市)間9.5kmが開業した。今年の12月4日に全線開業から80周年を迎える。

《草町義和》

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