フォルクスワーゲン、ポーランドで主力商用車を生産へ…2016年から

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは3月18日、2016年からポーランド工場において、次期『クラフター』の生産を行うと発表した。

クラフターは、フォルクスワーゲン商用車部門の主力中/大型バン。フォルクスワーゲングループの世界規模での生産体制再編に伴い、次期クラフターの生産拠点が変わる。

現行クラフターは、ドイツ・ハノーバー工場で生産中。次期型では、ポーランド工場に生産を移管する。フォルクスワーゲングループは、ポーランド2番目の工場を2016年に完成させる計画。この新工場が、次期クラフターの生産拠点となる。

ハノーバー工場では余力を使って、2016年から次期『ティグアン』の組み立てを開始する計画。これは、ドイツのウォルフスブルクの本社工場でのティグアン生産を、補完するのが目的だ。

さらに、2016年に登場するポルシェ『パナメーラ』の次期型では、現在のフォルクスワーゲンのハノーバー工場でのボディ生産・塗装をやめ、ライプツィヒ工場でのボディ生産・塗装・組み立ての一貫生産体制に変更する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  2. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  3. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る