自工会豊田会長、14年度国内需要は消費マインド低下で大幅減

自動車 ビジネス 国内マーケット
豊田章男自工会会長(左)
豊田章男自工会会長(左) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の豊田章男会長は3月20日の記者会見で、2014年度の国内需要見通しを公表した。4輪車の総需要要は、13年度見込み比15.6%減の475万台と厳しい数値となっている。

前回の消費税率引き上げの97年度も前年度を16%下回っており、同様の市場縮小を想定した格好だ。豊田会長はこうした見通しの背景について「消費税引き上げに伴う消費マインドの低下と駆け込み需要の反動減が予想される」と説明した。4輪車のうち登録車は13.5%減の294万台、軽自動車は18.8%減の181万台の予測としている。

今月までの駆け込み需要の反動減について、自工会の名尾良泰副会長は「(各社が)受注残を抱えている状況なので、4月以降にガクッと来ることはない。大きな落ち込みは第2四半期の7月くらいに始まるのではないか」との見通しを示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る