東芝、車載向け汎用システム電源ICをサンプル出荷…安全性向上

自動車 ビジネス 企業動向
東芝の新IC
東芝の新IC 全 1 枚 拡大写真

東芝は3月24日、車載用マイコンシステム向けに汎用5V定電圧システム電源IC『TB9005FNG』を製品化し、同日からサンプル出荷を開始すると発表した。同ICは、2014年12月から量産を開始する予定。

この新ICの特徴は、外付けのパワートランジスタとの組み合わせにより、大電流出力が可能である点だ。具体的には、外付けのパワートランジスタと接続することによって1A以上(同社調べのデータ)の出力が可能で、大電流出力が求められる車載マイコンシステムで使用できる、という。

さらに、新ICには接続されているマイコンの動作を監視する機能を搭載しており、マイコンの電圧が下がったりクロック信号が途絶えるなど異常を感知した場合は、マイコンをリセット動作させることができる。これにより車載システムの安全性が向上するという。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る