プレミアファイナンシャルサービス、タイ金融会社と業務提携

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プレミアファイナンシャルサービス(PFS・旧SBIクレジット)は3月24日、タイの自動車販売金融会社であるEastern Commercial Leasing Public Company Limited(ECL)と業務提携契約を締結したと発表した。

タイ自動車市場は、日系メーカーが90%以上の市場シェアを占めており、日系企業のプレゼンスが高まっている。新車販売台数は133万台(2013年)で、東南アジア市場では最大規模となる。また、新車販売の増加に伴い、中古車流通も急速に拡大しており、事業領域と収益機会が広がっている。

ECLは、2004年にタイ国証券取引所(SET)に上場して以来、タイにおける経験と人脈を活用し、中古車ローンの事業拡大を展開している。今回の業務提携により、PFSが日本国内で培ったオートファイナンス事業のノウハウや日系企業の信用力の活用が可能となり、新規出店や新商品開発の早期実現を目指していく。

PFSは、日本国内においてオートクレジットやワランティ(自動車保証)を全国の自動車販売店を中心とした約2万3000店の加盟店網を中心に提供。海外では、今後の経済成長が見込まれ重要性が高まる東南アジア地域を中心としたファイナンス事業の展開を検討してきた。今回の業務提携により、タイでのオートファイナンス事業の展開やノウハウの吸収が可能となり、東南アジア地域への事業展開の早期実現を目指していく。

両社は今後、提携関係を強化することで、保有する国内外のネットワークを活用した事業展開が可能となり、タイにおけるファイナンス事業の拡大をともに進めていく。オートファイナンス事業に続いて、ワランティ事業やその他の新規事業についても展開を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

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