スーパーフォーミュラ2014年概要発表会…「名実ともにSF元年」となる戦い、いよいよ開幕へ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
今季のスーパーフォーミュラを戦う選手たち。
今季のスーパーフォーミュラを戦う選手たち。 全 8 枚 拡大写真

25日、全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)のシーズン概要発表会が都内で実施され、参加チームの首脳と選手たちがもうすぐ始まる実戦への決意を新たにした。

すでにエンジン供給メーカーであるトヨタとホンダの今季モータースポーツ活動発表会で明らかになっているように、今季のSFにはトヨタRI4Aエンジン搭載の7チーム11台、ホンダHR-414Eエンジン搭載の4チーム8台、計11チーム19台の参戦が決まっている。新車「SF14」と、燃料リストリクターという新機構を備えた直噴2000cc直4ターボエンジンの組み合わせで戦う2014年、その布陣は下記の通り(T=トヨタ、H=ホンダ)。

TEAM 無限(H) #1 山本尚貴/#2 中山友貴
KONDO RACING(T) #3 J.ロシター
KYGNUS SUNOCO Team LeMans(T) #7 平川亮/#8 L.デュバル
HP REAL RACING(H) #10 塚越広大/#11 V.リウッツィ
KCMG(T) #18 中山雄一
Lenovo TEAM IMPUL(T) #19 J-P.デ.オリベイラ/#20 N.カーティケヤン
NAKAJIMA RACING(H) #31 中嶋大祐/#32 小暮卓史
PETRONAS TEAM TOM'S(T) #36 A.ロッテラー/#37 中嶋一貴
P.MU/CERUMO・INGING(T) #38 石浦宏明/#39 国本雄資
DOCOMO TEAM DANDELION RACING(H) #40 野尻智紀/#41 武藤英紀
TOCHIGI Le Beausset Motorsports(T) #62 嵯峨宏紀

この日は別のカテゴリーに関する都合等により、一部の選手と監督は欠席となったが、昨年の王者・山本尚貴や、F1経由での参戦となるヴィンタントニオ・リウッツィ、タイトル奪還を目指す中嶋一貴ら、充実のハイレベル布陣がシーズンでの健闘を誓い合っている。発表会後のパネルトークバトルでは、目標を「全レース優勝」と掲げる選手もいたり、ライバル指名では小暮がホンダ陣内から絶大な支持を受けたりと、笑いを誘う場面もありつつ、各選手の視線は4月12~13日の開幕戦(鈴鹿)をしっかりと見据えていた。

シリーズ運営団体JRPの白井裕社長も、素晴らしい速さを見せる新車と世界選りすぐりの参戦選手たちを前に、「今年が名実ともにスーパーフォーミュラ元年。より高度な戦いをファンのみなさんにお見せしたい」と語っている。シリーズ名称変更2年目のSF、さらなる激戦が期待されるところだ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る