今年のスーパーフォーミュラは全7大会9レース…5月の第2戦富士は2レース制による開催

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
SF14での初年度は4月12~13日に鈴鹿で開幕する。
SF14での初年度は4月12~13日に鈴鹿で開幕する。 全 8 枚 拡大写真

全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)のシーズン概要発表会(25日)では、今季全7戦のレースフォーマット等も発表されている。

SFは今季も全7戦で争われるが、従来は最終戦のみだった2レース制が第2戦の富士でも実施されることとなった。開幕戦と第3~6戦は通常の1レース制であり(距離は下記)、今季は全7大会9レースで日本一速い男の称号をかけた戦いが展開されることになる。

第1戦 4月12~13日 鈴鹿(250km)
第2戦 5月17~18日 富士(2レース制)
第3戦 7月12~13日 富士(250km)
第4戦 8月23~24日 もてぎ(250km)
第5戦 9月13~14日 オートポリス(220km)
第6戦 9月27~28日 SUGO(250km)
第7戦 11月8~9日 鈴鹿(2レース制)

予選はノックアウト方式。マシンには決勝レース中に5回使用できる(予定の)オーバーテイクシステムが組み込まれる。これは燃料リストリクターを活用することで、1回の使用につき約5%の性能アップを20秒間もたらすシステムになる(従来のシステムとは内容が異なる)。

ドライバーズポイントは決勝1~8位に10-8-6-5-4-3-2-1点で、ポールポジションにも1点。2レース制の場合は各レースの1~8位に1レース制の半分のポイントが与えられ、ポールの1点も別個に与えられる(昨年と同じルールなら、Q1の結果が第1レースの予選順位に、Q3まで経た結果が第2レースの予選順位になる)。最終戦にのみ優勝ボーナス3点があり、各レースの勝者は5+3=8点を得られる(最終戦は最大18点獲得可能)。そして今年の最終戦は、既報通り「第13回JAF鈴鹿グランプリ」としても争われることになっている。

テレビ中継のさらなる充実も今季SFの注目事項だ。J SPORTSが決勝レースのオール生中継に加えて、予選も生中継を中心に放送することとなった(オンデマンドでは予選・決勝をLIVE配信)。また、アジア進出の一環として東南アジア地域でのLIVE中継が実現する運びとなったことなども、この日発表されている(今季SFに参戦するN.カーティケヤンの母国インドでも実施を検討中とのこと)。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  6. KGモーターズ、超小型モビリティの車名を『mibot』と発表
  7. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  8. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  9. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  10. 【メルセデスベンツ EQA 新型試乗】“EQ感”がより増した、シリーズ最小モデル…島崎七生人
ランキングをもっと見る