ジャパン・マリンユナイテッド、パナマックス・バルクキャリア「KM上海」を引き渡し

船舶 企業動向
ジャパン・マリンユナイテッド、80BC「KMシャンハイ」を引き渡し
ジャパン・マリンユナイテッド、80BC「KMシャンハイ」を引き渡し 全 1 枚 拡大写真

ジャパン・マリンユナイテッドは、舞鶴事業所(京都府舞鶴市)で建造していたKuang Ming(リベリア)向け80BC「KMシャンハイ(光明上海)」を引き渡した。

船は、舞鶴で100隻を越える建造実績を持つパナマックス・バルクキャリアで、ジャパン・マリンユナイテッド8万DWTバルクキャリアの最終船。

船は、プロペラ前後に独自の省エネデバイスであるSSDを装備したのに加え、SURF-BULBや新船首形状となるLEADGE-BOWを採用することで、さまざまな載貨状態での実海域性能を向上させており、燃料消費量の削減とCO2排出量低減を図った。

また、従来の同面積の舵と比較して、高い揚力を持つルーパス舵を採用。操縦性能を低下させることなく舵を小型化し、その結果として大きなカーゴスペースを確保した。船のHold容積は同クラスのパナマックス・クラスの中でも最大レベル。

居住区画は、数値シミュレーションによる解析と起振機による振動実験を実施し、振動低減を図った。ISO標準と比較しても低い振動レベルであり、快適な居住性能を確保した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  2. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  3. 【シトロエン ベルランゴ 新型試乗】室内も走りも、シトロエンらしい“心地いい系”…島崎七生人
  4. 「さすが私が欲しいバイク」ヤマハの原付二種スポーツ『XSR125』が「バイクオブザイヤー2025」に、SNSではファン興奮
  5. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る