【大阪モーターサイクルショー14】ヤマハ発動機、R25から電動アシスト自転車まで盛りだくさんの展示
モーターサイクル
新型車

市販車の展示では『VMAX』に代表されるようにオプション装備満載のモデルが目立った。展示説明には、装備されているオプション部品が価格とともに提示されている。荒川静香さん愛用の『BOLT』のコーナーでは、参考出品の試作車『BOLT cafe』をステージ上に展示し、その前にいろいろなオプション仕様車を並べて、BOLTをお好みのテイストに味付けできる点をアピールした。
丸いステージ上に展示されたのはスクーターの『TMAX 530』だ。コンパニオンが笑顔を振りまくインフォメーションの裏側には、『VINO』と電動バイクの『EVINO』(参考出品)が展示され、壁際には、電動バイク(参考出品)と『電動アシスト自転車』が並ぶ。
一方、機能面をアピールしたのは『MT-09』『MT-07』のコーナーだ。ここでは2気筒エンジンと3気筒エンジンのカットモデルも展示して、ライダーの意思とエンジンパワーをシンクロさせる「クロスプレーンコンセプト」を強調した。MT-07は輸出仕様車が展示された。
さらに、バイク・ライフを楽しむスマホ・アプリのコーナーでは、『SR:Smart Riding』というアプリが目を引いた。このSRの特徴は、走行中の動画を撮影できる点と、撮影した動画でコーナリングの採点ができる点だ。説明員によると、「コーナリング採点の基準は、スピードではなく、ライダーの意思に沿ったラインを通ってバイクがきれいにバンクしているかということを基準に採点している。このためプロ・レーサーのサーキット走行を採点すると必ずしも高得点にはならない」という。
ヤマハ・ブースを一通り回ると、その車種の多さに圧倒される。このレポートでは可能な限り、多くの車種を紹介しようとしたが、まだまだ紹介しきれないバイクが展示されていた。
《山内 博》