日産、北米でリコール100万台…助手席エアバッグセンサーに不具合

自動車 テクノロジー 安全
新型日産アルティマ
新型日産アルティマ 全 2 枚 拡大写真
日産自動車とその高級車ブランド、インフィニティ。両ブランドが北米において、大規模なリコール(回収・無償修理)を行うことが判明した。

これは3月25日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、日産車とインフィニティ車の合計8車種に関するリコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、助手席エアバッグセンサーの不具合が原因。NHTSAによると、助手席エアバッグの着座センサーのソフトウェアに不具合があり、大人が座っているにも関わらず、誰も座っていないと判断。この状態で事故に遭うと、エアバッグが開かず、乗員が負傷するリスクが増すという。

対象となるのは、日産ブランドが2013-2014年モデルの『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)、『リーフ』、『パスファインダー』、『セントラ』、2013年モデルの『NV200』タクシー仕様。インフィニティブランドが、2014年モデルの『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)と『QX60』、2013年モデルの『JX35』。米国で販売された約98万9700台、北米全体では約105万3000台が該当する。

北米日産は、対象車を保有する顧客に連絡。助手席エアバッグの着座センサーのソフトウェアを改修するリコール作業を行う方針。

《森脇稔》

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