神戸製鋼、エアバスA350XWBの着陸装置に使用されるチタン大型鍛造品を供給

航空 企業動向

神戸製鋼所は、エアバスの最新鋭中型ワイドボディ機「A350XWB」の着陸装置に使用されるチタン大型鍛造品を供給する契約を締結した。

今回、供給契約を締結したチタン大型鍛造品は、神戸製鋼と日立金属などの合弁会社として2011年1月に設立され、世界最大級の5万トン油圧プレスを保有し、航空機向け大型鍛造品の製造事業を展開する日本エアロフォージと神戸製鋼が製造する。チタン大型鍛造品は、A350XWB向けに、航空機用着陸装置最大手のメシエ・ブガッティ・ダウティへ供給する。

これまで日本国内にはチタン大型鍛造品の製造設備がなかった。神戸製鋼は国内で初めてのチタン大型鍛造品の供給会社となる。

神戸製鋼は、チタンとチタン合金を溶解から鍛造まで一貫で生産できる。60年以上にわたって航空機産業や一般産業向けにチタン鍛造品、板製品、溶接管製品を供給してきた実績を持つ。

これまでの航空機産業での豊富な供給実績を活かした品質・工程・設計技術に加え、Jフォージが持つ最先端の鍛造設備により、高品質のチタン鍛造製品を供給していく。

《レスポンス編集部》

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