ホンダは2014年度に投入する大型車『NM4』を参考出品し、ホンダモーターサイクルジャパンの井内正晴社長と開発担当者がプレスカンファレンスを開くなど、期待の新モデルに力を込めた。
NM4は排気量745ccのいわゆるナナハンで、これまでにないスタイリッシュなデザインなどが特徴だ。井内社長は「ライダーが潜り込むようにして、車両と一体になるようなスタイリングにした。2輪車に関心がなかった方々にも興味をもっていただけるだろう」と述べた。
開発を担当した本田技術研究所の三倉圭太氏は「"近未来とクール"をテーマに開発した。モノ選びにクールな人が選ぶバイクは何か、と取り組み、次のホンダファンをつくりたいとの思いも込めた」と語った。
NM4の国内での価格は100万円前後となる見込み。井内社長によると同車は「グローバルモデル」と位置付けており、ホンダの熊本製作所で生産し、順次欧米などにも出荷する計画だ。