横田基地の航空機整備員から、同基地周辺の飛行訓練から帰還したC-130の整備・点検を行っている最中にパネルが紛失しているのを発見したと横田防衛事務所に報告があった。
同整備・点検は3月25日午前12時ごろに行われた。パネルはアルミ製で、大きさ3×5インチ(7.62センチ×12.7センチ)。
また、3月26日午後10時ごろ、C-130の飛行後の点検で、整備員から60フィート(18.29メートル)のアンテナが紛失しているとの報告があった。
現在、両件について詳細を調査している。
基地関係者は、原因究明と再発防止を徹底するために、詳しく調査するとしている。
これを受けて第374空輸航空団司令官マーク・オーガスト大佐は、整備群と運用群に対し、航空機の運用、整備を停止するとともに、C-130の整備・点検について必要項目を再確認するよう指示した。現在、飛行前・後に行う点検手順の全項目を再確認している。
また、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、在日米軍横田基地や北関東防衛局長などに対して、文書で事故原因の究明や安全確保の徹底を要請した。