口論していた男性がはねられ死亡、交通トラブルか

自動車 社会 社会

3月28日午後10時ごろ、埼玉県さいたま市桜区内の市道で、路上に立っていた43歳の男性がバックで急発進したクルマにはねられる事故が起きた。男性は頭部強打が原因で翌日に死亡。クルマは逃走しており、警察は傷害事件として捜査を開始している。

埼玉県警・浦和西署によると、現場はさいたま市桜区桜田付近で片側1車線の直線区間。現場近くの交番に勤務する警官が男性同士の怒鳴り声に気づいて外に出たところ、道路右側に運転席側のドアを開けた状態で停止している軽乗用車と、その横に立って言い争っている男性を確認。接近しようとしたところ、クルマがバックの状態で急発進して車外にいた男性をはねた後、前進して逃走した。

男性は開いていたドアに押されるような状態で路上へ転倒した際に頭部を強打。直後は意識もあったが、収容先の病院で容態を悪化させ、翌29日朝に死亡した。後の調べで同区内に在住する43歳の男性と判明。近くには男性の運転していたクルマも止まっていた。

警察では死亡した男性と、逃走したクルマの運転者との間でクルマの通行を巡るトラブルが発生していた可能性が高いと判断。交通トラブルを起因とした傷害事件として捜査を開始。逃げたクルマの行方を追っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る