ダイムラー、独合弁2社を子会社化…リチウムイオンバッテリー事業を強化

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ドイツの自動車大手、ダイムラーは4月1日、ドイツのエボニック・インダストリーズ社との合弁会社2社の株式を取得し、完全子会社化したと発表した。

エボニック・インダストリーズ社は、ドイツに本拠を置く大手化学メーカー。ダイムラーとの合弁2社は、双方がリチウムイオンバッテリーの開発と生産を手がけている。

今回ダイムラーは、エボニック・インダストリーズ社との合弁会社、Li-Tecバッテリー社とDeutsche ACCUmotive社の株式を取得したと発表。エボニック・インダストリーズ社が保有していたLi-Tecバッテリー社の50.1%分、Deutsche ACCUmotive社の10%分の株式を取得し、完全子会社化した。

ダイムラーとエボニック・インダストリーズ社はここ数年、電動化車両用のリチウムイオンバッテリーの共同開発に取り組んできた。ダイムラーは合弁2社の完全子会社化により、リチウムイオンバッテリー事業の強化に乗り出す。

メルセデスベンツ乗用車EV部門の研究開発チームを率いるHarald Kroger氏は、「我々は今、Li-Tecバッテリー社とDeutsche ACCUmotive社が得意とする2つの最重要コンポーネンツを手にした」と述べている。

《森脇稔》

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