ダイムラー、独合弁2社を子会社化…リチウムイオンバッテリー事業を強化

自動車 ビジネス 企業動向
スマート・フォーツーed
スマート・フォーツーed 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーは4月1日、ドイツのエボニック・インダストリーズ社との合弁会社2社の株式を取得し、完全子会社化したと発表した。

エボニック・インダストリーズ社は、ドイツに本拠を置く大手化学メーカー。ダイムラーとの合弁2社は、双方がリチウムイオンバッテリーの開発と生産を手がけている。

今回ダイムラーは、エボニック・インダストリーズ社との合弁会社、Li-Tecバッテリー社とDeutsche ACCUmotive社の株式を取得したと発表。エボニック・インダストリーズ社が保有していたLi-Tecバッテリー社の50.1%分、Deutsche ACCUmotive社の10%分の株式を取得し、完全子会社化した。

ダイムラーとエボニック・インダストリーズ社はここ数年、電動化車両用のリチウムイオンバッテリーの共同開発に取り組んできた。ダイムラーは合弁2社の完全子会社化により、リチウムイオンバッテリー事業の強化に乗り出す。

メルセデスベンツ乗用車EV部門の研究開発チームを率いるHarald Kroger氏は、「我々は今、Li-Tecバッテリー社とDeutsche ACCUmotive社が得意とする2つの最重要コンポーネンツを手にした」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 24年ぶり復活、新型ホンダ『プレリュード』ついに発売…価格は617万9800円
  3. 「そういう時代か…」中国で生きていたホンダの最高級ミニバン『エリシオン』が話題に、「これなら日本でも売れる」の声も
  4. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  5. ホンダ『S2000』も復活!? 新型『プレリュード』にチラつくロードスターの噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る