スターフライヤー、2月の利用実績・運航実績を発表…国内線利用率64.6%でやや改善するも依然低迷

航空 企業動向

スターフライヤーは3月31日、2月度の利用実績・運航実績を発表した。

同社では業績低迷を受けて米原前社長が31日に辞任したばかりだが、発表された実績では依然低迷が続いている模様。

まず、利用実績については、全国内線の平均利用率が64.6%に留まり、前年比+3.4%とやや改善したが依然苦戦が続いている。特に羽田-関空線・福岡-関空線の利用率が50%台になっているのが目立つ。国際線の利用率は76.3%だった。LCCとの競合が同社の利用率データに表れている形だ。

次に、運航実績については、全国内線の平均で定時出発率が86.6%と前年比-7.4%悪化した。これは北九州-羽田線の同率が前年比-11.1%になったことが影響した模様。国際線については、同率が96.4%と良好だった。

《山内 博》

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