メルセデスのルイス・ハミルトンは4月6日、この日行われたバーレーンGPの決勝レースにおいて、ポールポジションからスタートしたチームメイトのニコ・ロズベルグを1秒差で抑えきり、先週末のマレーシアGPに続く2連勝を飾った。
ハミルトンはこの勝利によってチャンピオンシップポイントでトップを行くロズベルグに、11ポイント差の2位に迫ることとなった。
バーレーンGPの決勝レースのスタートで勢い良く飛び出したハミルトンは、ポールからスタートをしたロズベルグを第1コーナーでパス。そしてその後もメルセデスの2台は僅差でのバトルを繰り返し、メルセデスのチーフであるパディ・ロウィは、残り10ラップとなった時点で双方のドライバーにチームは両方の車をゴールさせることを望んでいると無線で伝えたが、2人のドライバーはトップを奪おうと必死で競り合い、第51及び第52ラップ目でロズベルグはハミルトンに0.5秒差にまで迫ったが、完璧なディフェンスを崩すことができずに2位でフィニッシュした。
レースを完全に圧倒したメルセデスに続いたのは、フォース・インディアとレッドブル、ウイリアムズの3チームで、フォース・インディアのセルジオ・ペレスがチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグとレッドブルのダニエル・リチャルドとセバスチャン・ベッテル、ウイリアムズのコンビであるフェリペ・マッサとバルテッリ・ボッタスを抑えきり、3位の表彰台に立った。
バーレーンGPの結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2. ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3. セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
4. ダニエル・リチャルド(レッドブル)
5. ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
6. セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
7. フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
8. バルテッリ・ボッタス(ウイリアムズ)
9. フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
10. キミ・ライコネン(フェラーリ)
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15. 小林可夢偉(ケータハム)