【PCCJ 第2戦】山野直也がポール・トゥ・ウィンで連勝
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予選のセカンドタイムで決められたグリッドの並びは、ポールポジションに#11 山野がつき、その脇には#12 小河諒が。そして、2列目には#14 元嶋佑弥と#19永井宏明が並んでいた。
スタートダッシュを決めたのはPPの#11 山野。完全に#12 小河はタイミングを逸し、コントロールラインを通過した時には1秒8の差をつけられてしまう。この差が次の周には2秒2にまで広がる。しかし、早めの勝負を狙った#12 小河が一気にペースを上げ徐々に差を詰めるが、タイヤがきつくなるとともにペースが鈍り、再び#11 山野に差を広げられてしまう。
最後まで激しく続いたのは、#19 永井と#78 近藤翼による3番手争い。#78 近藤は#19 永井にぴたりとついて離れず。バックストレートで何度も横に出て、けん制をかける#78 近藤ながら、リヤウィングを立てているため、前に出ることは許されない。#78 近藤は雨が降ることを見越したセッティングだったためだ。その雨が13周目になって唐突に、しかも強烈な勢いで降り始める。横殴りで、時に雹まじりの天候変化は#78 近藤にとって千載一遇のチャンスのはずだった。ところが、その直後にセーフティカーが。安全のことを思えば、やむを得ないが、これで逆転の機会は奪われる。
2周に渡るSCの先導で、ほとんどの車両が一列に並んだままチェッカーを受けることに。その結果、#11 山野が連勝を飾った。2位は#12 小河が獲得。3位は激しい攻防の末に#19 永井となった。
次戦、第3戦は5月3日・4日に富士スピードウェイで開催され、岡山大会同様スーパーGTとの併催となる。
《纐纈敏也@DAYS》