マレーシア河川の清掃費用、過去3年間で2500万リンギに

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアにおける河川の清掃に過去3年間、2500万リンギが費やされていることがわかった。

排水・灌漑局(DID)によると、マレーシアの河川では週に1度から月1度の清掃が行われているが、首都圏を流れるスンガイ・クランにおいては上流から流れているゴミが多いことから毎日清掃が行われている。スンガイ・クランにおいては年間7万7,000トンのゴミが捨てられている。連邦政府はスンガイ・クランの清掃に40億リンギを割り当てている。

環境局(DOE)が発表した2012年度版河川水質報告書によると、スンガイ・クランに次いでゴミが多い河川は、ジョホール州のスンガイ・テブラウとスンガイ・スクダイ、ペナン州のスンガイ・ペナンとなっている。

水質が最も悪い河川はジョホール州のスンガイ・アイル・メラ。それにジョホール州のスンガイ・トゥカン・バトゥ、同スンガイ・センクアン、ペナン州のスンガイ・ジェルトンが続いている。

魚や水草などの生命が育たない河川は、ジョホール州のスンガイ・セゲットとスンガイ・アイル・メラ、ペナン州のスンガイ・ジェルトンとスンガイ・ジュル、スンガイ・プライとなっている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  6. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  7. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  8. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  9. 「真のアメリカ製ハイパーカー」爆誕! 電動AWDを搭載した最強の『コルベット』は1250馬力の怪物
  10. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る