ジャパン21、衝突防止補助システムとドライブレコーダーの連携システムを発売

自動車 テクノロジー 安全
衝突防止補助システムとドライブレコーダーの連携システム
衝突防止補助システムとドライブレコーダーの連携システム 全 1 枚 拡大写真

ジャパン・トゥエンティワン(ジャパン21)は、ドライバーの運行管理や安全運転指導に活用できる、後付け可能な車載用自動車衝突防止補助システムとドライブレコーダーの連携システムの販売を開始した。

同社は、オランダ・モービルアイ社の後付できる衝突防止補助装置の販売を2011年より行っている。今回、開発した連携システムは、警報ログをドライブレコーダーに記録し、データをパソコンに取り込み編集することでドライバーの運転時の行動分析を行い、安全運転教育に活用するというもの。ドライブレコーダーの開発生産メーカーであるユピテルの協力で開発を行った。

連携するのはユピテル製のドライブレコーダー「BU-DR R401」とジャパン21の「モービルアイ C2-270」。前者は、連続記録のみならず加速度センサーによって衝撃や急発進、急ブレーキ、急ハンドルを検知した時だけSDカードに映像を保存できる機能を持つドライブレコーダー。後者は、単眼カメラで前方の車両や歩行者および車線などを検知し、「前方車両衝突警報」「低速時前方車両衝突警報」「歩行者衝突警報」「車線逸脱警報」「前方車間距離警報」の5つの警報をアイコン表示とブザー音で行う衝突防止補助システム。今回の連携システムでは、この双方を専用のアダプターを用いて統合化した。

連携システムにより、これまでトラックバス事業者などの経営者や管理者が把握することが難しかった日々の各ドライバーの運転状況、「警報発生回数」や「車間距離のとり方(秒数)」などを数値化。ドライブレコーダーの記録映像とあわせてドライバーの運行管理や安全運転指導に活用でき、ひいては交通事故の削減に寄与する。

価格はモービルアイ C2-270が14万400円、ドライブレコーダー BU-DR R401が3万7800円、データロガー・アダプターが1万6200円。

《纐纈敏也@DAYS》

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