マレーシア航空(MAS)MH370便の墜落が確実視され国内が悲しみで包まれる中、格安航空会社エアアジアの機内誌にMH370便の事件をもじったライバルのMASを揶揄する文章が掲載され、各方面から批判を浴びている。
問題となっているのは、「トラベル・3シックスティ」4月号に掲載された元機長のコラム。エアアジアの乗務員訓練が徹底していることを強調する内容の中で、「決して行方不明になったりせず安全飛行をします」といったMH370便を当てこすったと受け取られるような表現が含まれていた。
問題の文章が写真付きでTwitterに掲示されたことから批判の声があっという間に広がり、エアアジア側は急ぎ雑誌を回収して同社のTwitterやFacebookで謝罪。再発を防ぐために編集部に指導を行っていくとの声明を発表した。