ボーイング、5基目のGPSIIF衛星を米空軍に引き渡し…ナビゲーションの精度向上に貢献

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ボーイングは、5基目のGPSIIF衛星を米空軍に引き渡したと発表した。GPSの精度向上に貢献する。

5基目の衛星は、世界中のユーザーに正確な位置情報、ナビゲーションやデータを送るタイミングなどを大きく向上させる。

5基目のGPSIIF衛星が打ち上げられたのは2月20日で、米空軍はGPSシステムの運用を行い、ボーイングは衛星の配置、搭載ロケットのテスト、衛星の安定化やナビゲーション機器の起動などの作業を担当した。

ボーイングは、米空軍から12基のGPSIIF衛星製造契約を受注している。6基目の打ち上げは2014年第2四半期を予定している。GPSIIF衛星は、GPS機能の基準値を保持しながらも精度を向上、セキュリティ面でも高い性能を持つ上に、アンチジャミング機能も備えている。

ボーイング製GPS衛星は1978年に第1号基が打ち上げられて以来、これまでの軌道上における様々な運用経験は累積で500年以上に相当する。

《レスポンス編集部》

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