【トヨタ 86 改良新型】ルーフアンテナをシャークフィンタイプに…ラジオ受信も可能

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ 86
トヨタ 86 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車は一部改良した『86』を6月2日から販売を開始すると発表した。操縦安定性と乗り心地を向上させたのが最大の改良点で、外観ではルーフアンテナをシャークフィンタイプに変更した程度にとどめている。

チーフエンジニアを務める多田哲哉氏は「要望の多かったシャークフィンアンテナを標準装備した」とした上で、「実は今までのトヨタ車に採用されていたシャークフィンアンテナにはラジオ受信機能が入っていなかった」と明かす。

このため「シャークフィンの中にラジオアンテナ機能を埋め込むことが難しいため、ラジオアンテナはリアガラスに埋め込んで対応していた」という。しかし、86の場合はリアウィンドウが寝ているため、十分なアンテナ機能を保てないことから、シャークフィンを断念し、ポールアンテナが採用されたという経緯がある。

「トヨタが想定するラジオ受信感度を満足させるものができなくて、ずっと開発を続けてきたが、今回やっと我々の基準をクリアするアンテナができたので、シャークフィンを標準装備した。これによりずいぶんスタイリッシュになった。すでに社外品のシャークフィンを付けている客様も、これに変えて頂ければラジオもしっかり聞くことができる」と多田氏は話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る