英国の高級車メーカー、ベントレーは4月9日、中国で4月20日に開幕する北京モーターショー14において、『ハイブリッド コンセプト』を初公開すると発表した。
同車は、『ミュルザンヌ』をベースに開発。近い将来、ベントレーが市販車に採用するプラグインハイブリッド(PHV)システムを搭載したコンセプトカーだ。2017年に発売予定の新型SUVに、このPHVシステムを導入する計画。
現時点では、PHVシステムの詳細は公表されていない。ただし、エンジンは、ミュルザンヌの6.75リットルV型8気筒ガソリンエンジンを使用。これにモーターを組み合わせたシステムとなる。
環境性能は、ベース車両のミュルザンヌから大幅に向上。ベントレーによると、パワーは最大25%引き上げながら、CO2排出量は70%削減することに成功しているという。また、EVモードでは、最低でも50kmのゼロエミッション走行を可能にする。
ベントレーのウォルフガング・シュライバー会長兼CEOは、「プラグインハイブリッド技術が、傑出したラグジュアリー性と優れたパフォーマンスというベントレーの価値に忠実なのは、疑いのない」とコメントしている。