2014年は“SUPER 86S YEAR”…86を盛り上げるイベントがトヨタやファンの間で多数開催

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トヨタ・86
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トヨタマーケティングジャパンは、トヨタ『86』を軸に、スポーツカーカルチャーを創出・醸成するための様々な施策を行っており、中でも“86S(ハチロックス)”は好評だ。そこで、2014年度のメイン戦略を“SUPER 86S YEAR”とし、更なる訴求を目指すという。

「この2年間を振り返ると、やはりファンが基盤であるという答えが、明快に出て来ている」と話すのは、トヨタマーケティングジャパンマーケティング戦略局スポーツカーカルチャーグループの喜馬克治氏だ。

86Sとは、スポーツカーを愛する人々が特定の場所に集まり、ともにクルマを走らせ、クルマについて語り、共有出来る場を指し、ファンに支持され、参加者の満足度が高いものだという。喜馬氏は、「今年はこの活動を、多様性を持たせて広げていこうというのが活動目標だ」という。

“SUPER 86S YEAR”と名付けた所以について喜馬氏は、「86Sをトヨタが主催して集まってもらうものだけではなく、ファンの間でも自主開催出来るものだということを、どんどん広げていきたいのだ」と述べる。「例えばWebの“86SOCIETY”では、自主的なオフ会などが続々と開催されており、86が好きな方、86ファンの方が2人でも集まれば、それは86Sだということ知ってもらいたいし、名称も使ってもらいたい。そして、我々もファンの方々がオフ会、あるいは86Sというイベントを自主開催出来るようなサービスを充填していく。これを我々の今年からの活動の主軸にしていこうということから名付けた」と説明。

主な施策としては、大きく3つ挙げられた。まずは、トヨタが開催する大規模な86S。そして、ファンが開催する86S。最後は、地元誘致型の86Sだ。これは、「ファン投票による、“峠セレクション2014”を開催した際に、峠ナンバー1の場所で86S開催するというものだ」とし、「このように86を盛り上げるファンイベントが、どんどん多様化していくので、それに対して、我々は様々な形でサポートしていくというのが、今年度の活動の趣旨になる」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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