豊田通商、世界第2位の独スクラップ事業会社に資本参加

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ショルツ社(webサイト)
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豊田通商は4月9日、ドイツのスクラップ事業会社ショルツ社の発行済み株式の39.9%を、同社株主であるショルツファミリーから取得することで合意したと発表した。

今後、既存取引銀行による継続的支援についての合意取得および欧州委員会への申請・審査等を経て、今年6月末頃の手続き完了を予定している。株式取得後、同社は、ショルツ社取締役会に対し、取締役を派遣する予定。

ショルツ社は、金属スクラップの取扱い量で世界第2位のスクラップ事業会社。使用済み自動車を含むリサイクル対象物からの資源回収ネットワークを欧州を中心に世界26か国に展開している。近年では、破砕機から排出される残渣から、さらに金属をはじめとする資源回収を目的とする高度選別に力を入れており、資源リサイクル分野における先駆的位置付けにある。

豊田通商は、中期経営計画において「リサイクル事業の世界展開」を掲げており、今回、ショルツ社への出資により、日本以外のリサイクル先進地域である欧州の技術や仕組みへのアクセスが可能となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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