メルセデスベンツ、自動運転車の走行実験を日本でも実施へ

自動車 ビジネス 企業動向
メルセデスベンツ 自動運転説明会
メルセデスベンツ 自動運転説明会 全 6 枚 拡大写真

独ダイムラー社で先端技術開発統括を務めるラルフ・ヘアトヴィッヒ氏は4月14日、都内で会見し自動運転車の走行実験を日本の高速道路でも実施することを明らかにした。

ヘアトヴィッヒ氏は「自動運転機能はドイツで開発したが、様々な国で試験を行う。まずはアメリカ、そして日本でも行う。日本の高速道路でも、すべての自動運転機能がうまくいくかを確認する」と述べた。

また「具体的な(試験実施の)時期を話すのは早い」としながらも、すべてのマーケットで走行可能だと自信を持っている。日本はメルセデスベンツにとっても重要な市場のひとつなので、かならずやその機能を日本でも出していきたいと考えている」とも語った。

メルセデスベンツは2013年8月、ドイツ国内で『S500 INTELLIGENT DRIVE リサーチカー』による自動運転実験を実施。マンハイムからプフォルツハイムまでの全長約100kmを信号やロータリー式交差点、歩行者や自転車との混合交通などの様々なシーンを自動運転で走破した。

ヘアトヴィッヒ氏は、自動運転に関して、2020年頃に高速道路で、2025年までには一般道でも市販車で実用化されるとの見通しを示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る