【ニューヨークモーターショー14】BMW X5 のPHV、X5 eドライブ…内外装をアップデート
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BMWは2013年9月、フランクフルトモーターショー13において、コンセプトX5 eドライブをワールドプレミア。同車は新型『X5』をベースに、将来市販予定のプラグインハイブリッド車(PHV)を提示した1台だった。
4月16日、米国で開幕するニューヨークモーターショー14では、コンセプトX5 eドライブの最新モデルが発表される予定。フランクフルトモーターショー13での仕様に対して、各部にアップデートを施す。
アップデートの内容は、市販化を意識したもの。外観は、BMWが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」に倣って、グリル、エアインテーク、リアバンパーインサートを、ブルーで仕上げた。ボディ同色ホイールアーチや専用ルーフレール&21インチアルミホイールも装備する。
室内は、専用のアイボリーホワイトレザー仕上げ。ピアノブラックパネルを添えた。前席ヘッドレストは、「eDrive」のロゴ入り。ブルーのアクセント照明も採用する。荷室フロアは透明カバーで覆われ、モーターやバッテリーが見える設計とした。
PHVシステムに変更はない。最大出力245psを引き出す4気筒ガソリンターボ(排気量は2.0リットルのもよう)を中心にしたダウンサイジングPHVを搭載する。モーターは最大出力95psを発生。二次電池はリチウムイオンバッテリー。最大30kmを最高速120km/hでEV走行可能。
このEVモードの効果もあり、環境性能は優秀。欧州複合モード燃費は26.3km/リットル、CO2排出量は90g/km以下という優れた環境性能を実現する。また、0-100km/h加速は7秒の実力だ。
《森脇稔》