ケーヒン、インドネシアで四輪車用ECUを量産開始

自動車 ビジネス 企業動向
今回共用化を実現したECUライン
今回共用化を実現したECUライン 全 1 枚 拡大写真

ケーヒングループは、市場が拡大するインドネシアの四輪車需要に対応して、インドネシア・ベカシにあるピーティー ケーヒン インドネシア(KID)第一工場で、四輪車用電子制御製品(ECU)の量産を開始した。

現在KIDでは、ベカシにある第一工場と、チカンペックにある第二工場が稼働している。第一工場では今回のECUやスロットル・ボディなどを生産し、第二工場ではインジェクターや燃料ポンプなど生産しており、それぞれの生産品目が異なっている。

今回量産を開始した四輪車用ECUにおいては、KID第一工場にある生産能力400万台の二輪車用ECUラインの一部を、四輪車用ECUとの共用ラインとして活用するとともに、新たに設置したラインを小型でシンプルにすることで、投資を抑えながら年間生産能力約20万台の生産ラインを設置できたという。

同社では、二輪車及び四輪車のグローバルでの市場拡大に柔軟に対応する必要があり、二輪車の電子燃料噴射(FI)システムへの移行に伴い拡充したインフラを四輪車製品に共用するなどシナジー効果を高める取り組みを進めたいとしている。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る