鴻池運輸、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫事業会社を買収…定温物流サービスを拡充

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鴻池運輸は、子会社コウノイケ・シッピングとコウノイケ・トランスポート・アンド・エンジニアリング(H.K.)と共同で、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫事業会社Anpha-AGを買収すると発表した。

鴻池運輸は、1993年に日系物流企業として初めてベトナムに進出して以来、現地法人が中心となって定温物流サービスを拡大してきた。近年、ベトナムは、経済成長に伴って、食品消費環境が変化、温度管理の必要な食品の需要増加が見込まれ、水産加工品などの輸出や畜産・冷凍加工品の輸入量も伸びてきており、定温物流サービスのニーズが高まっている。

Anpha-AGは、ホーチミン市での大手冷凍冷蔵倉庫会社4社のうちの一つで、幅広い冷凍冷蔵商品の保管・配送サービスを提供している。

鴻池運輸は、Anpha-AGを買収することで、ベトナム国内で高い品質レベルの「定温物流サービス」を提供していく。

現地法人とAnpha-AG双方の事業を組み合わたサービス・営業展開により、ベトナム国内での倉庫事業、国内輸送事業の拡大、輸出入事業の取り込みなど、両社の相乗効果が見込まれると判断した。

また、鴻池運輸が日本・米国・タイ・中国に保有する冷凍冷蔵倉庫や、各国の国際物流拠点と連携した一貫輸送サービスの提供といった、グループの総合力を活用した顧客サービスを展開していく。

《レスポンス編集部》

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