【NASCAR】ジャック・ラウシュ氏、エンジン変更の可能性について言明

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ジャック・ラウシュ氏
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NASCARの長期に渡るチームオーナーであるジャック・ラウシュ氏は4月18日、NASCARスプリントカップシリーズで使用されるエンジンの馬力を制限する考えを示した。

ラウシュ氏によればNASCARのオフィシャルによる2015年度のスプリントカップシリーズのエンジン変更は、「インテークサイドの制限」によって馬力の制限を図るべきということである。

1988年よりシリーズのオーナーを務める彼は、デイトナやタラデガで使用されている「レストリクター・プレート」の使用を提案していない。

「もしNASCARのオフィシャルが100馬力落としたいと欲するなら、最も費用がかからず許容できる方法はインテークサイドの制限だ」とラウシュ氏は語った。

現在のカップエンジンは358立法インチに制限され、約850馬力を発生する。スピードは新しいルールのパッケージの一部が原因で増すこととなり、ジェネレーション6の車の継続的な開発も2年目となる。

「オーナーという立場における観点からして、NASCARはそれがどんな費用がかかるかを理解しなければならない。このスポーツのスポンサーシップや投資のプレッシャーを考えれば、必要のないエンジンの変更は歓迎できない」とラウシュ氏は付け加えたが、一方でNASCARのオフィシャルによる今回のエンジン変更は、おそらく最大回転数を下げる方向に向うだろうと見られている。

《河村兵衛》

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