【北京モーターショー14】フィアット/クライスラーと中国広州汽車、ジープ現地生産で合意…2015年から

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ジープ レネゲード
ジープ レネゲード 全 1 枚 拡大写真

フィアットグループ、クライスラーグループ、中国の広州汽車(GAC)グループの3社は4月19日、北京モーターショー14の開幕に先駆けて、3社が合弁提携の拡大で合意したと発表した。

フィアットと広州汽車は2010年3月、折半出資により中国合弁の広汽フィアットを設立。現在、湖南省長沙市の合弁工場において、クライスラーグループのダッジブランドの小型セダン、『ダート』を、フィアット『ビアッジオ』として生産中だ。

また、広汽フィアットは中国市場へ、フィアット『500』、『フリーモント』、『ブラーボ』を導入。これら輸入車に関して、現地でのディストリビューション業務を担当している。

今回の合弁提携の拡大に関する合意では、現地生産車の車種を増やすことを決定。現在、輸入車として中国で販売されているクライスラーグループ傘下のジープブランド車の一部および新型車を、中国で現地生産する。

具体的には、2015年後半から、広汽フィアットが立ち上げる新工場で、ジープの3車種を現地生産。中国市場に投入する計画だ。

フィアットとクライスラーグループを率いるセルジオ・マルキオンネCEOは、「本日の発表は、ジープブランドの世界規模での拡大戦略の次なる章。広州汽車グループと協力し、中国市場の開拓を進めていく」と語っている。

《森脇稔》

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