【ニューヨークモーターショー14】SRT バイパー にカーボンスペシャル…精悍なマット塗装

自動車 ニューモデル 新型車
SRTバイパー アノダイズド・カーボンスペシャル・エディション
SRTバイパー アノダイズド・カーボンスペシャル・エディション 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループのSRTブランドは4月16日、米国で開幕したニューヨークモーターショー14において、SRT『バイパー』の「アノダイズド・カーボンスペシャル・エディション」を初公開した。

アノダイズド・カーボンスペシャル・エディションは「GTS」グレードに40台、「タイムアタック」グレードに10台の合計50台を生産する。

タイムアタックは、2014年モデルのSRT『バイパー』に設定された新グレード。公道走行に必要な法規を満たしながら、サーキットでコンマ1秒を削るために、各部をチューニングしたスパルタンモデル。外観は、フロントリップスポイラーやリアスポイラーを追加して、エアロダイナミクス性能を向上。

サスペンションは、サーキットで最高の性能を発揮するようにチューニング。タイヤはピレリ製のPゼロコルサで、超軽量アルミホイールと組み合せた。ビルシュタイン製の「Damptronic」サスペンションは、2モードが切り替え可能。ダンパー、スプリング、スタビライザーもサーキット向けの設定に変更。アルミ製のXブレースは、カーボンファイバー製ブレースに置き換え。ねじり剛性は、50%引き上げている。ブレーキはブレンボ製。

アノダイズド・カーボンスペシャル・エディションでは、ボディカラーをメタリックマットブラックで塗装。その上で、表面にサテン加工を施した。排気ベゼル、給油口、ブレーキダクトなども、サテンブラック仕上げとなる。室内は、シートがナッパレザー&アルカンターラ仕様となり、オレンジのステッチが添えられている。

搭載エンジンに変更はない。8.4リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力640ps、最大トルク83kgmを発生。0‐96km/h加速は3秒以下、0‐400m加速は11秒台半ば。最高速は331km/hの実力だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る