【トヨタ ヴィッツ 改良新型】金森チーフエンジニア、燃費改善要素はエンジンが大半

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トヨタ・新型ヴィッツ
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マイナーチェンジながら大幅な改良となった「ヴィッツ」は、今後2年でトヨタ自動車が集中投入する新エンジンシリーズの第1弾である1.3リットルと1リットルのガソリンエンジンを搭載した。

このうち、ヴィッツで最も燃費性能の高いのはアイドリングストップ装置も標準搭載した1.3リットルの2WD車で、JC08モードは25.0km/L。旧型の同等モデルにより約15%の改善となっている。

新ヴィッツの開発責任者である製品企画本部の金森善彦チーフエンジニアによると、15%の改善のうち「10%(ポイント)強がエンジン、残りがアイドリングストップ装置の改良や走行抵抗の低減などによる」という。つまり、新エンジンの寄与がほぼ3分の2を占めるというわけだ。

ヴィッツは半数余りが1.3リットルで占められるだけに、金森氏は「多くのお客様に使っていただけるよう、(燃費改善は)このエンジンに力点を置いた」という。ハイブリッド車で培ったアトキンソンサイクル式に電動連続可変バルブタイミング機構(VVT-iE)を組み合わせるなど、トヨタのコンパクトエンジンでは贅沢な機構もふんだんに採用した新鋭機となっている。

《池原照雄》

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