BASFとVW、「サイエンス・アワード・エレクトロケミストリー賞」を共催…研究者から応募を受付

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BASFとフォルクスワーゲン(VW)は、第3回サイエンス・アワード・エレクトロケミストリー賞を共催する。

世界中の研究者を対象に、同賞の応募受け付けを開始した。応募期間は7月4日まで。審査は、BASFとVWのほか、科学界を代表する専門家で構成される審査委員会が行う。授賞式は、11月6日に、カリフォルニア州のスタンフォード大学にて行われる予定。

サイエンス・アワード・エレクトロケミストリー賞は、科学技術分野の卓越した成果を促すとともに、高度なエネルギー貯蔵手段を開発する契機となることを目的に2012年創設された。

賞は、世界中の学術的研究コミュニティの科学者を対象として、年に一度表彰している。賞金総額は5万ユーロで、最優秀者には2万5000 ユーロが贈られる。今年度から、賞金の使用目的に関する制約をなくした。

BASFとVWは、2012年10月、第1回サイエンス・アワード・エレクトロケミストリー賞を、藪内直明氏(東京電機大学工学部環境化学科准教授、受賞当時=東京理科大学)に授与した。第2回は、マックス・プランク鉄鋼研究所(デュッセルドルフ)の電極触媒ワーキンググループ責任者カール・マイヤーホーファー氏が受賞した。

審査委員会は、藪内氏のさまざまな電池技術に関する研究成果、マイヤーホーファー氏の燃料電池用電極触媒の分野における研究成果を、それぞれ高く評価した。

《レスポンス編集部》

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