中央分離帯を突き破った大型観光バスが逆走、順走車9台に次々と衝突

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20日午後6時ごろ、愛知県一宮市内の名神高速道路下り線を走行中の大型観光バスが路外に逸脱。中央分離帯を突き破って上り線側へ進入し、約200mを走行する間に車両9台と衝突する事故が起きた。この事故でバスの運転者を含む9人が重軽傷を負っている。

愛知県警・高速隊によると、現場は一宮市大和町付近で片側2車線の直線区間。バスは下り線側の第2車線を走行していたが、中央分離帯のガードレールに衝突。これを突き破って上り線側に進入し、約200mに渡って逆走。この間に上り線を順走していた車両9台と次々に衝突した。

この事故でバスを運転していた大阪府内に在住する63歳の男性が骨折などの重傷。他の車両に乗っていた9人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場での簡易聴取でバスの運転者は「居眠りをしていた」などと供述している。同じバスは約8時間前に長野県安曇野市内の市道で追突事故を起こしており、この際には「脇見をしていた」などと供述していたようで、警察では疾病原因で意識を失った可能性も含め、事故発生の経緯と、両事故の関連を詳しく調べている。

《石田真一》

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