「名電1号」6月28日から明治村で展示開始

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元名古屋電気鉄道1号の「木製電車22号」。札幌市内で保存されていたが、6月28日から愛知県犬山市の明治村で約6年間展示する。
元名古屋電気鉄道1号の「木製電車22号」。札幌市内で保存されていたが、6月28日から愛知県犬山市の明治村で約6年間展示する。 全 2 枚 拡大写真

博物館明治村(愛知県犬山市)を運営する公益財団法人明治村と名古屋鉄道(名鉄)は4月24日、名鉄の前身会社・名古屋電気鉄道の第1号電車「名電1号」を6月28日から明治村で一般公開すると発表した。

「名電1号」は1901年に製造された26人乗りの木造2軸電車。名古屋電気鉄道が名古屋市内で1907年まで運行した後、札幌電気軌道が購入し、1918年から札幌初の路面電車29号として市営化後の1936年頃まで使用された。戦後は動物園内での展示を経て22号として復活。その後、札幌市交通資料館(札幌市南区)で「木製電車22号」として保存されてきた。

名鉄と明治村によると、明治村が2015年3月18日に開村50周年を迎えることから、記念事業の一つとして「名電1号里帰りプロジェクト」を立ち上げた。現在は大阪市内の工場で修理が行われており、6月上旬頃に明治村へ移送する予定。同月28日から明治村内の「札幌電話交換局」付近で静態展示を開始する。展示期間は2020年3月までを予定しており、その後は札幌市に返却する。

《草町義和》

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