【ボルボ V40クロスカントリー T4 Nordic発表】SUVスタイルと優れたエコ性能を持ったV40

自動車 ニューモデル 新型車
ボルボ・V40クロスカントリー T4 Nordic
ボルボ・V40クロスカントリー T4 Nordic 全 8 枚 拡大写真

ボルボ・カー・ジャパンは200台限定で、「V40クロスカントリーT4 Nordic」を発表した。日本に導入されるクロスカントリーでは唯一T4エンジン搭載の二輪駆動だ。価格は380万円。

【画像全8枚】

V40クロスカントリーは、T5(2リットル5気筒ターボエンジン213馬力)AWDがカタログモデルとしてあるが、この限定車はT4(1.6リットル4気筒ターボエンジン180馬力)を搭載。FFモデルとなり、「(クロスカントリーで)この組み合わせは日本初導入だ」と述べるのは、ボルボ・カー・ジャパンマーケティング部プロダクトグループプロダクトスペシャリストの岡田勝也さん。

V40は昨年のデビュー以来輸入車販売台数ランキング9位に入るなど好調だ。そこで、「これだけ数が増えて人気が出てくると、色々なニーズが生まれてくる。クロスカントリーが欲しいが、四駆までは必要ない。あるいは、T5までのパワーはいらないなどだ。そこで、それらの要望に応えるためのこの限定車を、リーズナブルな設定で導入出来たと思っている」と話す。

また、燃費はT5AWDが12.4km/lに対して、このNordicは16.2km/lと130%燃費向上を果たし、CO2排出量も24%ほど軽減。その結果、エコカー減税対象車となった。

Nordicの意味について岡田さんは、「スウェーデン人の価値観には、自然をとても愛し大切にして、そして自然と共に共生していくという考え方がある。クロスカントリーは自然を楽しむSUVなので、T4Nordicという名称にスウェーデン人の想いを込めたのだ」という。

最後に岡田さんは、「SUVスタイルと優れたエコ性能を持ったクルマだということが、この限定車の個性になっている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る