シンガポール・チャンギ国際空港、タイ路線の不振などで旅客数減…3月利用実績

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シンガポール・チャンギ国際空港は4月24日、3月と第1四半期(1-3月期、Q1)の利用実績を公表した。

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3月の航空旅客数は昨年同月比2.5%減の449万人にとどまった。航空機発着回数は同2.5%増の2万9100回を記録した一方、航空貨物量は同1.3%減の16万9800トンだった。

旅客数減少の要因は、社会政治的な理由による一部路線の需要圧迫、長距離路線(特に米国線)の規模縮小、ここ数カ月のタイ路線の不振が挙げられる。特にバンコク線の輸送量は昨年同月比29%減と落ち込んだ。

Q1全体で見ると、航空旅客数は前年同期比1.1%増の1320万人、航空機発着回数は同4.5%増の8万6300回を記録した。その間の主な動きとしては、中国の格安航空会社「ラッキー・エア」が運航する貴陽(中国南西部・貴州省の省都)線の開設(1月)など。

《日下部みずき》

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