南海電鉄、機動戦士ガンダムUCとコラボで赤いラピート運行開始!

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午前11時25分、定刻通り9番プラットホームに真っ赤なラピートが滑り込んで来た
午前11時25分、定刻通り9番プラットホームに真っ赤なラピートが滑り込んで来た 全 9 枚 拡大写真

 南海電鉄は、人気アニメ『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』とタイアップを行い、赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョンを編成。関空アクセス特急「ラピート」のデビュー20周年を記念し、ボデーをこれまでの紺色から赤色に塗り替えた。26日から運行を開始し、現行ダイヤの31往復のうち平日4往復、土休日は6往復にこの赤い車両編成を投入。6月30日までの間、限定運行を行う。

 26日、午前11時25分、定刻通り9番プラットホームに真っ赤なラピートが滑り込んで来ると、待ち構えていた大勢のファンが一斉にシャッターを押した。ラピードが発着するなんば駅の9番乗り場では、今回のイベントを記念してセレモニーが開催され、南海電鉄の営業本部長や駅長に加えてゆるきゃら(マスコット)のラピート君が参列。ガンダムユニコーン側から、池田秀一氏(フルフロンタル役の声優)がゲスト出演した

 車内(5号車)は、「フル・フロンタル」をはじめストーリーの登場人物で、ジオン公国ザビ家の末裔「ミネバ・ラオ・ザビ」そしてフル・フロンタルの右腕「アンジェロ・ザウパー」のイメージをデザインした専用席を特別に設置してスーパーシート利用客に開放するなど趣向を凝らしている。 また、運行に合わせて記念特急引換券・記念入場券・記念グッズも用意されており、ガンダムファンにはたまらないアイテムとなっている。 ちなみに記念特急引換券は、レギュラーシート用とスーパーシート用があり、それぞれ2枚(2座席分)の引換券が1,020円と1,440円(大人用のみ)で各5,000部限定(なくなり次第販売終了)。これらは指定された発売所で販売されており、事前に購入し乗車に際して駅の特急券発売窓口で特急ラピートの特急券と引き換えられる。その際に引換券のカードは回収されてしまうので折角のアニメキャラクターがデザインされたカードを手元に残すことができないので注意が必要だ。なお、使用期限は6月30日まで。

 一方、記念入場券は、890円で特急ラピートαが停車する6駅(難波、新今宮、天下茶屋、泉佐野、りんくうタウ ン、関西空港)の入場券がセットされており南海電鉄の各駅窓口(係員無配置駅など一部の駅を除く)で入手可能。 ただし限定3,000セットで、こちらもなくなり次第に完売となる。 そして記念グッズは、記念マフラータオル(サイズ25cm×115cm)と記念クリアファイルセット(2枚1セット)でどちらもネオ・ジオンのロゴや今回の特別塗装のラピートをデザインした限定アイテムになっている。 タオルは1,000枚(1,000円)クリアファイルが1,500セット(700円)とレアアイテムになりそうな販売数量だ。 これらは、難波駅2階サービスセンター、アンスリー難波駅中央口店(2階中央改札外)、アンスリー難波駅ガレリア店(3階北口改札外)、ナスコプリュス難波北口3号店(3階北口改札内)、関西空港駅2号売店(関西空港駅ホーム)で販売されている。

  記念グッズをゲットしたガンダムファンにタオルとクリアフィルセットを見せてもらったが、 クリアファイルは別として値段の割にタオルの出来は良い印象。 午前9時過ぎになんば駅の3つのグッズ売り場を確認してみるとすでにタオルが(3か所とも)完売しており、2階のサービスセンターには長蛇の列になっていた。

 今度はサラリーマン風の男性に記念特急券引換券を見せてもらった。サイズはクレカより一回り大きいサイズでスーパーシートとレギュラーシートの券袋のデザインが異なっている。券袋の中身まではみられなかったが、2枚の引換券が同封されているらしくそのうちの1枚はアニメのキャラクターカードになっているとのことだった。

《鈴池和久@RBB TODAY》

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